初心者でもカンタン♪浴衣の着付け方

夏と聞いて思い浮かぶのは海・BBQ、そしてお祭りですよね！

夏祭りには浴衣を着て行きたいという方も多いと思いますが、浴衣を一人で着るのはなんとなく難しそう…といったイメージを持つ方も多いと思います。

しかし、一人でも浴衣の着付けを行う方法はあります。

本記事では、今まで浴衣の着付けをしたことがない方でも浴衣が着られるようになる方法を紹介します。

ステップ1．浴衣を羽織り、裾合わせをする

まずは浴衣を羽織り、衿の先から3分の1くらいの位置をつかみます。

衿先とは、浴衣を羽織っただけの状態の時に膝あたりにある両端のでっぱりのような部分のことです。

裾はくるぶしの高さくらいになるようにしてください。

天気の悪い日や、たくさん歩く予定のある日は少し高めにしても良いでしょう。

ステップ2．前後を合わせる

左手でつかんだ部分を体の右側に持ってきます。

最終的に左側にある部分の布は上側になるので、ここでは位置を把握するために行います。

右側に持ってきたときに、どのくらいの位置に来るかが分かったらそれを覚えておいて、右手側の部分を折り込むために開きます。

次に右手でつかんでいる方を左に持ってきます。この時、左端が少し高い位置になるようにすると完成形が綺麗になります。

先ほど一度開いた左手側を決めた位置に戻し、右手側同様に今度は右端にあたる部分が高くなるように少し上げます。

ステップ3．腰紐を巻く

腰紐を右側の腰の骨の上に当てたら、紐の両端を後ろに回し交差したら前に回して合わせます。

前で結ぶ時は、下から二回紐に絡めて締めます。

手に持っている左右の紐を持ち替えて引っ張ります。

余った紐は腰に巻いた部分に巻いて垂れないようにします。

腰紐に浴衣が挟まってしまった場合は引き出して、シワにならないように整えます。

ステップ4．おはしょりを整える

腰紐よりも上の部分がたるんでいると思いますが、この部分を伸ばしておはしょりを作ります。

おはしょりは腰のあたりで布を折り上げて、帯の下側に折り畳んだ部分のことです。

前のおはしょりが作れたら、後ろも同じように降ろしておきます。

手を真っすぐにして両脇の空いた部分（身八つ口）に入れ、トントンと前のおはしょりを整えます。

後ろも同様にてお使って整えます。

ステップ5．衣紋を整える

左手で左右の衿を合わせて持ちます、右手で背中の中心の縫い目（背縫い）を持ってうなじと浴衣の間に間隔を持たせます。

左右の手を少しずつ前後に動かしながら調節します。

衣紋を抜きすぎてしまうと、全体的にだらしない印象になってしまいます。

拳一つ分を目安にしましょう。

ステップ6．衿を合わせる

左側の身八つ口から左手を入れ、下前の衿をつかみ調節します。

上前の衿を右手で持って衿元を合わせます。

衿を合わせる際は、鎖骨が見えない程度で衿がV字になるようにすると良いでしょう。

ステップ7．コーリンベルトを入れる

左の身八つ口からコーリンベルトを入れます。

下前のおはしょりを三角に折り畳み、コーリンベルトを使って留めます。

コーリンベルトを後ろから右脇に回し、上前のウエストの位置で留めましょう。

コーリンベルトがない場合は腰紐やストッキング、マジックベルトなどで代用することもできます。

左右の留め具の高さを同じにすることで、衿がずれるのを防ぎます。

ステップ8．シワを伸ばす

背中心を持って下に引っ張り、背中のシワを伸ばします。

コーリンベルトに指を通し、左右に広げます。

左右の脇を引っ張り、再度背中のシワを伸ばします。

背中のシワを伸ばしたら、もう一度衿元を整えましょう。

前後のおはしょりのしわを伸ばして整えます。

ステップ9．おはしょりの長さを合わせる

前のおはしょりの裾から、指三本くらいの位置に帯が来るようにおはしょりの長さを調整しましょう。

おはしょりが長いと感じたらコーリンベルトの下あたりで浴衣を上げ、長さを調整します。

むしろも同様にコーリンベルトの下あたりで浴衣を上げて長さを調整してください。

ステップ10．伊達締めを締める

上前のコーリンベルトの留め具のあたりに伊達締めを当てます。

調整した衿元やおはしょりが崩れないように注意しながら後ろに回し、前に持ってきて締めます。

伊達締めを前に持ってきたら、腰紐と同じように下から上に二回絡めて結び、最後に左右の手を持ち替えて引っ張ります。

余った紐は腰に巻いた部分にひっかけて垂れ落ちないようにしてください。

以上で浴衣の着付けは完了です。

着付けの注意ポイント

ここからは、浴衣を着付ける際に注意すべきポイントを紹介します。

・衿元が空きすぎていないか

浴衣の衿元はできるだけ詰め、空きすぎないようにすることで上品な印象になります。

衿元が空きすぎるとだらしなく見えてしまう可能性があるため、注意しましょう。

・衣紋が綺麗に抜けているか

こぶし一つ分がちょうどよい衣紋の抜け具合と紹介しましたが、この間隔が大きすぎてもだらしなく見えてしまう原因になってしまいます。

・シワができていないか

おはしょりにシワができていると、その他の部分を綺麗に着付けてもぐちゃっとした印象になってしまいます。

シワなくすっきりしているか確認しましょう。

参照ページ：韓国のボディクリームが美白効果あり！おすすめ美白コスメ5選！

参照ページ：顎ラインをクッキリさせて小顔に見せる方法！たるみ引き上げエクササイズ

まとめ

今回は初心者でもできる浴衣の着付けを紹介しました。

是非参考にして、浴衣でのイベントを楽しんできてくださいね♪

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